解約しても使えるワンセグ携帯「P901iTV」
ワンセグ携帯は現在、ドコモが「P901iTV」、ソフトバンク(ボーダフォン)が「911SH」「905SH」、auが「W44S」「W43SA」「W43H」「W33SA」「W33SA II」「W41H」「W42K」をリリースしています。
基本的にユーザーがキャリア(携帯会社)との契約を解除するとワンセグ携帯でのワンセグの視聴はできなくなるのが一般的でした。
その理由として、ソフトバンク(ボーダフォン)では「ソフトバンクのシャープ端末は、USIMカードが挿入されていないと端末が操作を受け付けない」、au(KDDI)は「ワンセグをEZテレビというauの1サービスとして提供している」というものでした。
しかしドコモのワンセグ携帯「P901iTV」は、SIMなしでもワンセグ放送を視聴できる仕様になっています。
ではなぜ、解約したら通話以外の端末機能も利用できなくなるのでしょうか?
←ワンセグ対応のFOMA P901iTV
この理由として、キャリアのインセンティブ方式の販売システムが関連しているのです。
通常、キャリアは最新の端末や機能を広く速く普及させるために、インセンティブモデルを取り入れています。ワンセグや音楽機能、メガピクセルカメラなどを搭載した高機能な端末が2〜3万円と、海外で販売されている端末に比べて安価に購入できるのは、この仕組みがあるためなのです。
具体的には、本来5〜6万円する端末にインセンティブ(販売奨励金)をつけて2〜3万円で販売し、その差額を基本料金やサービスの利用料で回収するというものです。
したがって、ユーザーが回線を契約直後に解約し、端末の付加機能だけを使うのでは、インセンティブモデルが成り立たなくなってしまうのです。
携帯市場では、カメラの高画素化が進んだ頃からこうした事例が目立つようになり、ドコモも当時「動向を見て数が増えるようなことがあれば対策も」(ドコモ広報部)と話していました。
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