富士通AV機能を備えたカーナビ「ECLIPSE(イクリプス)」

富士通テン株式会社は、AV機能を備えたカーナビゲーションシステム「ECLIPSE(イクリプス)」の2007年夏モデルとして、ワンセグチューナ内蔵の2DIN HDDナビ4機種や、オプションの12セグ/ワンセグチューナなどを6月中旬より順次発売する。

■ AVN887HD/777HD

 DVD/CDレシーバやワンセグチューナなどを備えた、2DINのHDDナビ。いずれも7型ワイドのディスプレイを搭載するが、AVN887HDは運転席側にナビ、助手席側にAV画面を表示できるデュアル液晶で、AVN777HDは新開発の画質補正 LSIを搭載して高画質化している。それ以外の仕様はほぼ共通。

 AVN777HDには、新開発の画質補正LSI「Vivid View Processor」を搭載。輪郭、コントラスト、彩度がリアルタイムで補正され、強度は3段階から選択可能。補正をOFFにすることもできる。AV/ナビいずれの画面でも利用可能。
 さらに、携帯電話の赤外線通信機能との連携に対応。携帯電話でナビ/AV機能が操作できるリモコン機能や、携帯電話で撮った静止画の転送機能「Pic- CLIP」が利用できる。また、ナビのルート設定において、専用のPCサイト「モクテキネット」から得た情報を携帯にメール後、赤外線でナビにデータを送信できるようになった。

 DVDビデオに加え、DVD±R/RW再生も可能。ただし、VRモード記録のディスクは再生できない。音楽CD やCD-R/RW再生にも対応し、MP3/WMAを記録したディスクも再生可能。さらに、メモリースティック内のファイル再生も可能。なお、DRM付きファイルはサポートしない。

 また、同社では初めて別売ケーブル「IPC107」によりiPodとの接続に対応。Dockコネクタを備えたiPodやiPod nanoなどと接続でき、タッチパネル操作でiPod内の音楽が再生できる。なお、第5世代iPodのビデオ再生には対応しない。ステレオミニ接続のオーディオケーブルが付属し、ポータブルプレーヤーななどと接続が可能。

 ナビ機能では、曜日や時間に合わせた渋滞情報を元にルートを検索する渋滞考慮探索などが利用可能。交差点などで3DCGを用いた動画を表示する「カットインムービーガイド」も搭載。そのほか、本体を車から取り外し、バッテリ接続が切断されると起動ロックがかかる防犯機能「ESN」も備える。

■ AVN667HD/557HD

 いずれも、480×234ドットのディスプレイを備えたAVナビ。両機種の違いとして、AVNAVN667HDはワンセグを内蔵するが、AVN557HDは非搭載。上位モデルとの違いは、ディスプレイのほかに、ドルビーデジタル/DTSデコーダを内蔵しない点や、タイムアラインメントが簡易型となっている点など。ナビ機能の一部も省かれている。

 HDD容量は40GBで、上位モデルと同様に「MUSIC JUKE」機能などを備え、「FM de TITLE」や、ジャケット静止画や価格などが取得できる「FM de TITLE plus」も利用可能。携帯電話の赤外線通信を利用したリモコン機能にも対応する。ポータブルプレーヤーなどを接続できるAUX入力も備えるが、ケーブルは別売となる。

 DVD/CD部も共通で、MP3/WMAを収録したCD-R/RW再生もサポート。アンプは50W×4chのMOS- FET。ドルビーデジタル/DTSなどのデコーダは搭載しないが、4chスピーカーで5.1ch相当のサラウンドを実現するという「Circle Surround II」を装備。

 ナビ機能では、AVN-8806HD/7706HDと同様に「モクテキネット」を用いたPC/携帯電話との連携機能に対応。「渋滞考慮探索機能」や、盗難防止機能の「ESN」も備える。なお、「カットインムービーガイド」は搭載しない。

■ DTV107

 地上デジタルの12セグ/ワンセグ受信に対応するチューナユニット。12セグ/ワンセグの自動切換えにも対応。AVN887HDなどに追加することにより、タッチパネルで操作できる。

 アンテナは4chダイバーシティに対応。なお、付属アンテナは2chで、別売のリアアンテナを追加することで受信性能を強化できる。

 チューナは2基で、受信した映像を合成する方式。変化する受信環境に応じて最適なデータ合成比率を演算、良好なデータのみ利用することで、ノイズや乱れの少ない高画質を実現するほか、受信困難なエリアでも粘り強く受信できるとしている。外形寸法は198×163×27mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約 1.2kg。

■ AVN757HDTV/557HDTV

 新モデルのAVナビに地上デジタルチューナのDTV107を追加したセットモデル。AVN757HDTVは、AVN777HDに、AVN557HDTVはAVN557HDにDTV107を追加している。 757HDTVは、ナビとチューナを単体で購入する場合より1,050円低価格。557HDTVの店頭予想価格は、557HDとDTV107の合計額と同等の見込み。

 本体と地デジチューナの機能は単体モデルと同じ。なお、AVN777HDでは、DTV107側でワンセグ/12セグが利用できるため、本体のワンセグチューナは省かれている。

■ XA4000/2000

 IcePower 製ICを採用したデジタルパワーアンプ。出力チャンネル数はXA4000が4/3/2chに対応し、XA2000が2/1ch対応。定格出力は XA4000が175W×4ch(2Ω)または350W×2ch(2Ω/ブリッジ接続時)、XA2000が150W×2ch(2Ω)または300Wモノラル(2Ω/ブリッジ接続時)。

 サブウーファ再生などでの超低域歪みをカットするサブソニックフィルタ(18Hz)を搭載。再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。SN比は100dB以上。ハイパスフィルタは30〜500Hz、ローパスフィルタは50〜500Hz。外形寸法は、 XA4000が400×259×59mm(幅×奥行き×高さ)、XA2000が250×259×59mm。

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